「淫語」 一期一会シリーズ(M’s video Group)

淫語 一期一会

メーカーレビュー

「すべてはここから始まった。」いろいろなジャンルのプレイを集めた集大成がここに完成!!オナニーからレイプ、屋外露出、スカトロまで!あなたをきっと満足させる事間違いなし!!

淫語の量・種類(ものすごく多い・そこそこある)

男:おちんぽ おちんちん>>>>チンチン >肉棒 チンコ おちんこ
女:おまんこ>マンコ>クリトリス
他:ケツの穴 マン汁 おまんこ汁 ザーメン 精子 クリちゃん

淫語の吸い出し(早川はブリ 細川はハスキー 倉沢は嫌々)

優美のねぇ、おまんこからいっぱい、マン汁がでてるのぉ、あー、グチョグチョぉー。(早川)
あー、はやく、おねがい、はやく、おちんぽ、ぶち込んでぇ。はやく、はやく、われーめー、おまんこ、そう、そこぉー、おねがーい、おまんこぉー、おねがい。おまんこ、おまんこ、あー、いじわるぅ。そこぉー早くぅ、おまんこぉ。(早川)
ああ、スゴい。奥まであたる…。ああー、もっと、おちんちんで掻き回して! おまんこの中、掻き回してぇ! ああ、そこ、そこ、そこ気持ちいい! (細川)
ケツの穴、舐められながら、おまんこに、指、入ってる。(倉沢)

総評

一期一会シリーズ 「淫語」のパケ「一期一会」シリーズというのは、二村ヒトシ監督の言葉を借りれば、「今を去ること9年前、まだ「ビデオ安売り王」の時代に、松本さんが全12タイトルで20万本を売ったというセルAV史上初の大ヒット作のもの。それまで混沌としていたマニア向けAVの世界に「ジャンル」という概念を提示して、初めて『お客さんに、わかりやすく売る』という方法を確立させたのが松本和彦という男だったのだ」(二村ヒトシ「二村ヒトシの独り汁」『DMM』 2005年11月号所収)という歴史的なシリーズです。

その10の「ジャンル」の中に、この「淫語」という60分の作品がありました。
これが現在、定着した「淫語」という言葉の初出であり、「淫語」という名を冠した卑猥語の作品は、これを基準にするべきだと思います。

そしてその冒頭、早川優美に「この作品はズバリ、いやらしい言葉がだーい好きな人たちだけのビデオです。特にその中でも、放送禁止用語に、とことんこだわってみました…ってなことで、まずは、わたくし、優美ちゃんが、エッチなエッチなファックに挑戦しようと思います。それじゃ、はじまり、はじまり」と言わせています。

①「お・ま・ん・こ」とバニー姿の早川優美が画面に向かって発言。「おまんこ」のテロップが入る。その後、ディスコ調の音楽とともに踊り、「M’s video Group」のロゴタイトル。
前述のシーン。ソファーに座っている早川優美が「淫語」とは何にこだわる作品か趣旨説明をする。(おまんこ1)
②早川優美、バニー姿での本番 おちんぽ・おまんこ連呼あり
(おちんぽ52 おちんちん7 おまんこ45 マンコ2 マン汁11 クリトリス2 ザーメン10)
③細川しのぶのおねだり淫語本番
(おまんこ23 マンコ3 おちんちん7 チンチン1 チンコ1 肉棒1 クリトリス5 ザーメン4 マン汁5 おまんこ汁1)
④倉沢まりあのM性強制淫語本番
(マンコ18 おまんこ15 おちんちん8 チンチン4 チンコ3 おちんこ1 ケツの穴13 お尻の穴1 精子2 クリちゃん1 クリトリス1)
⑤素人淫語 30人おまんこ編 (おまんこ30 マンコ1)
⑥「監督 松本和彦」のクレジットのあと、早川優美の口元のみのショットで「お・ま・ん・こ」と言い、後ろを振り返って薄桃色の手袋をした左手。人差し指と中指の間に親指を入れるサインのアップで終了。 (おまんこ1)

⑤の「素人淫語」は、たった「おまんこ1言」で5000円のお小遣いをあげていた。
30人だから、これだけで15万円?!ってなんとも贅沢な感じがする。
再発見したんだけど、この「素人淫語」のコンセプトって、深夜のバラエティー番組「DAISUKI!」の中での、素人っぽい新人タレントに「だーい好き!」って言わせるヤツの、あのパロディーだったんだね。

10年前に作られているのに、今、見ても淫語作品として全然、色あせていない。
しかもバリエーションもいろいろあって、むしろ今の淫語作品の方が退化している気すらしてくる。

個人的によくできていたと思うのは、3.の細川しのぶのパート。
細川しのぶ自体もいいんだけど、この頃の田淵正浩が演技者としてすごくうまい。確かに今の彼はハメシロなどの見せ方などうまくなったが、演技者としてはどうなんだろうね。

松本和彦ってやっぱり天才だったんだな。
これを見ずに「淫語」を語るなんてありえない。ましてや「淫語」を売っている制作側の人間で、こんな歴史的作品を抑えておかないとすれば、とんだインチキ野郎ってことだな。
そんなヤツは絶対に認めん!
松本和彦監督作品。